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zoom RSS 書評:ライフサイクル・イノベーション

<<   作成日時 : 2006/06/07 14:56   >>

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【Executive Summary】 「キャズム」筆者の最新作
「フォーカスと優先順位、これが差別化のためのイノベーションの課題だ」 タイガーウッズにコアとコンテキストの間でどのように時間配分をすべきか問われたら、「コアに集中してコンテキストは誰かを雇って任せればよい」と答えるだろう。例えコンテキストから収入の90%を得ていたとしても。タイガーウッズのコアはゴルフプレイであり、コンテキストはグッズ販売などだ。ゴルフをしないタイガーウッズでは存在理由が無くなってしまう。本書では、コアにフォーカスし、かつ、イノベーションの方向性を揃えるために優先順位をつける方法を、市場の成熟度という観点から提言している。これまでの筆者の理論を集大成したと言えるだろう。

【Points to Note】 この2つの図がこの本のポイント
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ライフサイクル : キャズムやトルネード、フォールトラインなど注意すべき落とし穴が示されている。

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ライフサイクルの各段階で検討すべきイノベーション : 市場の成熟度の度合いによって、イノベーションを14種類提示している。

コンテキストとコア
コンテキストの資源をコアに再配分し、コアが陳腐化・コモディティ化しないようにすることがイノベーションと差別化の重要課題であるが、ミッションクリティカル(重要任務:電子メール等)な業務上必須のインフラは最低でも他社と同等に整備していなければならない。コンテキストにも目を配る必要がある。

【コメント】 シスコを初めとする100社もの事例を分かりやすく分類。So What?の自問が大切。
本書を読むと、何だか分かったような気になる。分類に自社を当てはめて評価し、問題・課題の羅列は直ぐ出来そうな感じだ。でも、実際はそこからが大変だ。So what?がなければ、意味が無い。実務にどう生かすか読んだ人しだいだが、事例が豊富なので参考にしやすい。

オススメ度 ★★★★☆ 
前作「企業価値の断絶」より読みやすく具体的で示唆に富む。学術書くささを押さえ、実務書っぽく仕上げたようにも思える。

ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション
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