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zoom RSS 3冊書評:『そうだ葉っぱを売ろう!』+2

<<   作成日時 : 2010/02/09 10:42   >>

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一言要旨:限界集落の再生の物語

徳島県上勝町。人口2,000人にも満たない集落は、50%以上が65歳以上という少子高齢化の見本のような限界集落である。しかし、この町の老人たちは、年収1000万円にもなるつわものもいるほど、毎日元気に働き稼いでいるのだ。「つまもの」と呼ばれる日本料理をいろどる葉っぱを育て加工し売ることが日々の仕事である。そのビジネスを立ち上げたのが、著者で株式会社いろどりの社長、横石知二である。本書には毎日飲んだくれていたおじいちゃんたちや、嫁のぐちばかりだったおばあちゃんたちが、横石の熱意に動かされて、葉っぱビジネスに参加し、どんどん元気になっていく様が描かれている。少子高齢化がますます進む日本のまちの活性化のカギがここにはある。


そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生
ソフトバンククリエイティブ
横石 知二

ユーザレビュー:
ビジネス、地域活性ス ...
「産業福祉」に、爽快 ...
上勝町のストーリーは ...
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注目ポイント:年寄りに仕事を作って、その心に火をつければ、年寄りも元気な稼ぎ手になり、やりがいも生きがいも手に入れられる

個人的感想:人は死ぬまでBecomingな存在である

おススメ度:★★★★★
机上の空論を振りかざすよりも、現場に入り込んで、何がほんとうに大切か、必要かを皮膚感覚でつかみ取る。それが、すべての基本だと納得させられる。横石知二氏のバイタリティと人を信じ、動かす力に学び、真似びたい。

+1
谷徹 『これが現象学だ』 講談社現代新書 2002年
おススメ度:★★★★★
直接経験が本質直観に、本質直観が間主観性に、間主観性が相互主観性に、相互主観性が生活世界へと、関係性が連なり広がっていく。人は世界の中心であり、かつ、世界を構成する1要素に過ぎない。一期一会の一回性の出会いから何を感じるかは、個人の想像性と創造性に委ねられる。「現象学」と聞くと難しい哲学のようだが、そして、確かに用語は難しいものが多いのだが、その内容を理解できれば、かなり「あたりまえ」なことだと感じられる。


これが現象学だ (講談社現代新書)
講談社
谷 徹

ユーザレビュー:
あなたと私の現象学現 ...
これでわかりやすくな ...
ホントにこれが現象学 ...
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+2
笠松和市 『持続可能なまちは小さく、美しい』 学芸出版社 2008年 
おススメ度:★★★★☆
上勝町の前の町長で、株式会社いろどりの会長の笠松氏の視点からの、まち再生の物語。横石氏の本と合わせて読むと、まちづくりの裏やさらなる広がりや関係性が見えてきて興味深い。



持続可能なまちは小さく、美しい 上勝町の挑戦
学芸出版社
笠松 和市

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