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zoom RSS 余談:難しい本を読むときの心得

<<   作成日時 : 2010/02/15 11:52   >>

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先日、とある哲学の先生のご講演を聞く機会があったのだが、その中で感心しかつ納得したことがひとつある。それは、難解な原書を読むときの心得とでもいうものだ。この先生は大学1年の夏に、習い始めたばかりのドイツ語で、ハイデガーの「存在と時間」の原書を読もうとしたのである。聞くだけでもかなり無謀な試みと思えるのだが、先生いわく、

「原書を読むときは毎日少しずつでも読み続けることが肝心だ。はじめはページ半分も読めなかったが、一日に2〜3ページ読めるようになった。毎日読み続けると、文体にも慣れてきて、筆者が次に何を言うか予測できるようになる。そうなると読むのも面白くなる」

なるほど。

難しい本、あるいは、たとえばドストエフスキーの本などは、とにかくとっつきにくい。用語や名前で引っかかってしまい、頭が混乱して、何を言おうとしているのかまったく頭に入らない。もう読むのを止めようとさえ思う。

だが、そこで投げ出さずに、毎日少しずつでも読み進めれば、そのうち慣れてくる。

先生の言っていることは、こういうことだろう。

読書というのは、形式知の取得だと思っていたが、実は案外かなり暗黙知系の作業なのだな、と妙に納得して感心した。

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